転んでしまった・・・時は。
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転んでしまった・・・時は。

CIMG0001足首を捻って転んでしまったとき、
一瞬、時が止まったように感じます。

そして「骨が折れてしまったのだろうか?
捻挫なんだろうか?」
誰もが、早く知りたいところだと思います。

私の場合、患者さんの痛がり方・歩き方・
腫れ方等で、おおよその検討はつきます。

そして、一番痛みの出るポイントを確認していきます。

写真(右外くるぶし)の①は、前距腓(ぜんきょひ)靭帯の捻挫で、一番頻度が多い箇所です。

②は、腓骨(ひこつ)下端、③は第5中足骨(ちゅうそっこつ)基底部で、
ここのどちらかの痛みが強い時は、骨にヒビが入っている可能性があります。
私が触れようとすると患者さんは、とっさに私の手を払いのけようとする程痛がります。

④は中足部の靭帯の捻挫です。(足裏から指で突き上げると痛みが強くなります)

最初はどこを触られても痛がりますが、よくよく調べてみると大抵はここの
4つのどこかの場合が多いようです。

転んですぐは、安静にして、氷水等で冷やして、専門の先生に診てもらいましょう。

程度にもよりますが、ヒビが入ったり強く靭帯を痛めた場合、一ヶ月程の固定と
数週間の松葉杖歩行になることが考えられます。





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